店長・重政の読書日記

本屋ほど楽しい商売はない。これで儲かれば最高。でも世の中そんなに甘くない。

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堂々公園でバーベキュー。 2003,8,31
11月2日の『神辺ウッドフェスティバル』会場の下見を兼ねて、商工会青年部の仲間と家族を交えて堂々公園でバーベキュー。
にしても今年の天気予報は当たりませんね。食材の準備もあるから金曜から天気予報のチェックを始めて、最初は70%土曜には40%。 なのに結局は一滴も降らずに青空さえ見えました。
今年は天気予報ができないぐらい、異常気象ってことらしいですね。 



偶には『存在することの意味』なんてことを。 2003,8,30
哲学者の池田晶子さんの本が売れてるので読んでみた。この人、週刊新潮に連載コラムを書かれてるのだが、正直言って、偉そうな感じがして、私の好みではないな、と思っていた人なんだけど、この本は良いです。(哲学者が時事ネタを語ると、どうしても鼻に付くような。)
哲学というと、おこがましいけど、偶に、考えてもしょうがないことを考えたくなった時のヒントになりそうです。
自分が中学か高校の時に、この本を読んだら、ハマッたんだろうな、とは思うけど、10代で読んどけば、良かったと、思うかというと、なんか違う。そんな本です。 
薦めるとしたら、20代後半から30代ぐらいかな。

『14歳からの哲学 考えるための教科書』
池田晶子/著  出版社名 トランスビュー
出版年月 2003年3月 ISBNコード4-4901510-14-2
本体価格 1,200円
  

本日休刊します。 2003,8,29

後期用の教科書。 2003,8,28
今日は大雨の中、下の巻の教科書を、町内の6つの小学校に納めた。
雨で気温は、高くないのに大汗がでた。水分だけなんだろうけど、気分的には痩せたような気がする。
去年から、奇数学年と偶数学年で、児童が受け取る教科書の科目数が違って、わかりにくい。(社会の3・4年/下を3年の2学期に渡すとか。)
あまり意味があることに思えないし、学年が上がると、もう使わないと思って捨てたという親からの問い合わせが増えた。
次の改定で元に戻したほうがいいんじゃないかな。

慰問。 2003,8,27
商工会青年部の活動で、権と八のジャンボ紙芝居と着ぐるみで、町内の老健施設ふぁみりーに出掛けた。これって、いわゆる慰問ってやつなのかな。
楽しんでもらえた。と思いたい。自分の親がお世話になってるとこには、よう行かないな。

ウイルスソフト。 2003,8,26
ここ半月程のパソコンウイルスの流行で「ウイルスバスター2003」と「Norton AntiVirus2003」の通常製品が品切れになってるらしい。製造元は笑いが止まらない状態なんだろうな。冗談話でよく言われるけど、マッチポンプを疑いたくなるような話だ。
ウイルスを作るという行為で捕まったという話を、あまり聞かないような気がするけど、犯罪ですよね。もしも個人の愉快犯なら人に喋りたいだろうからから目星が付くんじゃないかな。



本日休刊します。 2003,8,25

消費税の内税(総額)表示。 2003,8,24
1番困るのは出版業界で、一般の消費者の方には、どちらでもよさそうなことかもしれないが、来年の4月から、今は一般的に外税方式:買い物をするとレシートの最後の合計額に消費税が付いてる。が認められなくなり、内税方式:単品ごとに消費税がかかっていて、おそらくレシートの最後に内消費税いくらと表示される。に変わるらしい。

書籍はご存知のように、印刷された本体価格にレジで消費税を付けた金額をいただいてる。これが認められなくなるわけだ。なんとかスリップと呼んでる本にはさげた短冊の頭に表示することで、日本書籍出版協会と財務省は折り合いがついたそうだが、それでもかかる経費は相当の額だ。
確かに、計算しやすいとかのメリットもあるんだろうけど、馴染んでる方式を変える意味は、将来消費税をあげる時に、消費の冷え込みを押えるのが1番の目的なのは明らかだ。
消費税を上げなければいけないと、知識人の多くが言っていて、財務省もこんなことをしてるのに、任期中は上げないと言い張る、小泉さんてなんなんだろう。
民主党にしても、公約から税率アップを、はずしたそうだし、どうも国民をバカにしてるようで、嫌だな。
これで5年後ぐらいから毎年1パーセントづつ上げていくのに近づいたような。

萬生堂の文具のような中小の商店の商品はどうなるんだろう。一番簡単なのは実質5%の値下げなんだろうけど、それは辛いし、値段を全部はがして5%加えたのをつけるのもすごい手間だしな。
その後、毎年1%づつ税率を上げることになったら、考えただけでぞっとする。
もう遅いんだろうけど、外税だったらレジの設定を変えるだけですんだのに、中小の商店のことなんか、全く考えてない政策だ。考えてると腹が立ってきた。

さすが幻冬社。 2003,8,23
英・米・仏でベストセラーになった『Geisha a Life』の元本ということで売れてますが、読んでみると、だからどうしたという話でした。
男なら1度は遊んでみたい祇園の内情が、書いてあるし、昔売れた『銀座のママが教える男の選び方』みたいな内容も悪くないんだろうけど。
幻冬社の宣伝の上手さが、前面に見えすぎるからかな。

『祇園の教訓 』  副 書 名 昇る人、昇りきらずに終わる人
出 版 社 幻冬舎   著   者 岩崎峰子
本体価格 1,500 発行年月 2003/07 ISBN 4344003586

本日休刊します。 2003,8,22

満10ヶ月。 2003,8,21
お盆明けの10日程が、1年で1番、暇な時期かもしれない。店は暇だし、こうも暑いと外廻りをする気にならない。昼間、家にいる時間増えるのだが、こんなのが居ると昼寝もできない。
仕方なく、後期用の教科書の仕分けでもするか。と思っても倉庫に入っただけで汗がでる。

言葉を喋る前の赤ん坊には、天使が付いてるというが、次男の笑い顔は、今、ほんとに、そんな感じだ。
もう成長しないでほしい。なんてバカなことを考えてしまう。

密かな楽しみ。 2003,8,20
どうでもいい事ばかり書いてるこの日記、おかげさまで毎日40人ぐらいの人が読んでくださってるみたいです。最近、この画面の上の方にある他の日記を読むをクリックして、ワードを『本屋』で紹介文から検索をかけて、岩田さんより上か下かを、毎朝の楽しみにしています。
苦労して、やっと、小さく店の写真を載せれたので見てやってください。

今日は、ぼれー暑い。8月も20日になって、本当の夏が来たみたいだ。

印鑑。 2003,8,19
NHKのクローズアップ現代で印鑑の偽造による犯罪が多発してるというのを、やっていた。
萬生堂も印鑑を扱ってますが、確かに今は鮮明な印影をお客さんが持って来られて、それを製造元に送ると、『保証はできませんが、銀行でも大丈夫だと思いますよ。』と言えるのができる。
これって本当は、しちゃいけないことなのかな。儲けになる商品が、なくなるのは困るけど印鑑が万能な社会は、おかしいですよね。
でも、日本人の中に印鑑を、自分の分身のように大事にする文化があるのも確かですよね。
霊感商法ぽいのでは『結婚をすれば1ヶ月。家を買えば1年。良い印鑑を買えば、一生幸せになれる。』という売り文句が定番なぐらいですから。

本日も休刊です。 2003,8,18
朝から凄く蒸しました。なんか梅雨明け前みたいな感じ。

なぜ売れるんだろう。 2003,8,17
お盆の間に売れた本のチェックをしてみたら、1位『陰摩羅鬼(おんもらき)の瑕』京極夏彦/著 2位『トリビアの泉 へぇの本 1 素晴らしきムダ知識』3位『トリビアの泉 へぇの本 2 素晴らしきムダ知識』といったとこだ。
萬生堂だと1位でも10冊程だけど。京極夏彦の新刊はわかるけど、トリビアの泉は1,000円だす価値のある本じゃないよな。番組は面白いと思うけど。
こういう本って3ヶ月後にはブックオフに大量に並ぶんだろうな。
この番組の投稿者への賞金って、異常に安いと思うけど、なんでなんだろう。

ちょっとマニアックなことを書くと、この番組って、10年ぐらい前にしてた『カノッサの屈辱』や『カルトQ』に、どこか似てますよね。
おそらく同じ人が絡んでるんだろうな。と思ってググってみたら(検索することを、今こう言うらしいですね)一世を風靡したホイチョイプロダクションズが関係してるらしいです。(違ってたらごめんなさい) わかる人には『へぇ』な話題かな。

3冊とも在庫あります。

本日休刊します。 2003,8,16

秋雨前線。  2003,8,15
例年になく過ごしやすい、お盆ですね。この辺だと、エアコンなしでも快適に寝れて幸せ、というぐらいですが。北日本、東日本は困ったことになってるみたいですね。
天気予報見てたら、今ある前線はもう秋雨前線なんですね。この前までは梅雨前線だったのに、一度梅雨が明けたと言ったら、名前が変わるということでしょうか。それとも立秋すぎたら名前が変わるのかな。来週には太平洋高気圧が強くなって前線を押し上げると言ってたから、言わば2度目の梅雨明けですね。

天候が不順なのは困りますが、そのせいか店の売上、昨年よりは少しだけ良いです。

TVR 2003,8,14
西部警察のロケの事故で、マイナスの知名度が上がったTVR、私の憧れの車です。買ってもない宝くじが当たったら買おうと思ってました。
それ程は古くない英国のバックヤードビルダーから大きくなったメーカーなのですが、今勢いがあって、純スポーツカーのメーカーとしては生産台数世界3位じゃないかな。
おそらく今回、日本市場への本格進出を目指して、石原プロに車を提供して、車の雑誌にも広告をうってたみたいです。渡哲也の記者会見で、政治家に見習わせたいような危機管理対応の上手さで石原プロはイメージダウンを回避したけど、素人が乗ると危険だという印象を付けられたTVRは惨々だよな。このイメージダウンの責任も石原プロは保証するのかな。

お盆。 2003,8,13
雑誌の入荷が今日までで、明日から4日間、暇だなー、することがないなー、バイトになにしてもらおう困ったなーの日々です。
今年も店、休んじゃおうかな、とも思ったのでのですが、一応郊外型のような本屋がお盆休むのは超えてはいけない一線のような気がして。というわけでお盆も普段通り営業してます。

昆虫博士。 2003,8,12
昆虫博士になりたいという長男に、図鑑を読んであげてたら、ビックリすることが書いてあった。カマキリはゴキブリと、近い親戚だそうだ。みなさん知ってました?
説明書きによると、生まれたときから、成虫とほぼ同じ形、卵の形が一緒など共通点が多いらしい。言われてみれば納得ですが、知らなかった。
そういえば、羽の感じと、目つきの悪そうな顔も似てるような。

本日休刊します。 2003,8,11

休日は子供の為に。 2003,8,10
お盆も1日中の休みは難しいので、今日は子供と出掛けました。
赤ん坊もいて海というわけにもいかないので、少しは涼しいかなと思って蒜山高原に。
小さな遊園地で遊んで、牧場で牛を見て、5歳の長男が、とっても喜んだ休日でした。
帰りに道の駅で買った、ふきのとうの佃煮と小茄子の漬物、帰ってよく見ると原材料が中国産だった。
美味しいんだけどね・・・。

台風10号。 2003,8,9
朝から台風一過の晴天です。
でも、やはり今日発売の雑誌の配達はなく、明日とのこと。萬生堂は明日、定休日なので備後通運に電話して月曜に2日分配達してもらうことにしました。お盆前で、それでなくても量が多いのに、凄い量になりそう。
不謹慎だとは思うのですが、被害には縁のない瀬戸内に暮らしていると、台風が来るとワクワクします。小学生に頃に1度だけ覚えがある、台風の目のなかの青空が見てみたくて。今回、ちょっと期待したのに。
誰でもありますよね、非日常への憧れが。そー言えば、工藤夕貴が『台風来ないかな』とつぶやく映画があったよな。

凹みます。 2003,8,8
噂には聞いてたけど、今日発売の経済リポートにツタヤ神辺店が11月に開店とでてた。
でかそうです。すぐ側ではないけど、売り上げにひびくだろうな。700坪の敷地に2階建てで300坪の売り場。投資額は3億ぐらいかな。
3年後ぐらいに開店予定のフジグランのなかには250坪の本屋ができるらしいし。厳しいな。萬生堂の10年後は、どうなってるんだろう。不安です。

亀井静香の本。 2003,8,7
今は違うけど中選挙区の頃はこの辺りも選挙区だったから、親しみはある亀井静香の本が入荷した。読んでみると、よくも悪くも昔の政治家のやり方だよな、という内容だ。財源をどうするかには、ほとんどふれてないのに、とんでもなく大風呂敷です。
凄く危険だけど、もしかしたら今の日本には、これしか効かない劇薬かもしれない。でも亀井さんが総理になって、もし上手くいかなかったら、日本は2度と立ち直れなくなるくらい弱りそうです。
これは賛成と思ったのは衆議院の選挙区を中選挙区に戻す、ということかな。
一人を選ぶだけの選挙では、誰かの後釜でない、本当の新人は可能性がゼロですから。選挙が面白くないですよね。

『ニッポン劇的大改造 』発行所=扶桑社 著 者 亀井静香
本体価格 1,429 発行年月 2003/07  ISBN 4594040039

〔BOOKデータベースより〕
序章 国民の悲鳴が聞こえる
第1章 こうすれば景気はよくなる
第2章 戦争を防ぐことは、政治家の最大の責任
第3章 日本の外交は大丈夫か
第4章 いまの教育では、国が滅ぶ
第5章 保守政治の真髄は「やさしさ」
第6章 2003年、革命の秋もう改革では間に合わない

カレンダー 2003,8,6
4月始まりで来年の3月までのカレンダー(絵や写真のないシンプルなタイプ)売れないだろうな、と思いながら完全委託だというから仕入れてみた。やっぱり売れなかった。
伝票の上の返品処理はしてもらったんだけど、現物は、うちで処分してという。捨てるのは、もったいないし、この前まで商品だったものを、ご自由にお持ちください。というのも抵抗がある。
悩んだ結果、1つ100円ぐらいの値段をつけて売ることにした。丸儲けですみません。
まだ半年以上は使えますんで。

本日休刊します。 2003,8,5

福山市民ではないけど。 2003,8,4
17.94% 当選者の票を有権者数で割った数字です。
今日の中国新聞にもでてましたが、自治体の首長の選挙で当選者が有権者の2割の票が取れないというのは、とんでもないことだと思いますが。
ちょっと前に札幌の市長選が再投票になったように記憶してますが、あの基準には、投票率は関係ないんですね。まー投票率が上がるまで選挙するわけにはいかないか。
投票率が低いのと、いい町か、どうかは直接関係ないんだろうけど、住民の意識が低いのは嫌だな。選挙は一種の祭りですから、盛り上がらないと。

17.94% 2003,8,3
今日あった福山の市長選、大方の予想どおり現職に決まったみたいだ。
投票率33.45%ちょうど3人に1人。結果をみれば、ガチガチの投票に行くだけ無駄、という選挙ではなかったみたいなのに。寂しい数字ですよね。福山市のHP見ると、川口や新涯の辺りが足をひぱってるみたいだ。全体的に低いけど。
組織票なし政党の支持全くなしにしては、山田さん、票が多いな、と思いました。4選はダメと普通は思いますよね。
タイトルの数字なんだかわかりますか?これっておそらく全国的にみても異常に低い数字なんじゃないかな。

本日休刊します。 2003,8,2

りぼんの付録。 2003,8,1
雑誌の付録に、なにが付いても驚かなくなってきたが、今月のりぼん(小学校低学年向けの少女漫画雑誌)には、CD-ROMが付いている。わずか430円の雑誌の付録に。
他にも、もちろん付録があるし、広告収入があるにしても、なんでこの値段でできるんだろう。あと、りぼんを買う女の子の家には、ほぼパソコンがあると出版社は見てるのかな。
毎月、りぼんを買っていて、家にパソコンがない子は悲しい思いをするんじゃないかな。なんてことを考えちゃいました。

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