祖父が疎開してきてた井伏さんに貰ったらしい、うちの家宝を公開します。

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大晦日。 2003,12,31
いつもどおり9時には店を開けたのだけど、お客さんが来ませんね。

昼間は、ずっと暗曇りか小雨という天気でしたが、夕方になって西の空は夕焼けになりました。元旦の朝は、きれいな初日の出が見れそうだな。

午後の早い時間は、それなりにお客さんが来ましたが、今閉店予定の30分前(18時30分)で、店内お客さんが2人だけ。19時には閉めれそうだな。あと30分は、自分が正月に読む本の物色です。

この日記を始めて、ほぼ1年半、日記を始めて良かったな。という出会いが今年も何度もありました。
店が休みの三が日は、日記もお休みして、4日から再開の予定です。

今年一年のご愛顧、ご支援ありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。
よいお年をお迎えください。

携帯電話。 2003,12,30
年末の慌ただしい時期に携帯を洗濯してしまった。ポケットの中の物を出してなかった私が悪いのだが、気付いた時には、既に濯ぎの状態で、ポケットから落ちた携帯が洗濯機の底に当たって、普段と違うゴリゴリという音が聞こえてた。
この時期に妻と喧嘩をすると、辛い正月になるので、悪いのは、入れたままにしてた私です。あなたに責任はありません。と言って電話屋に急いだ。今のところデータはダメそうだ。勿論バックアップなんて取ってない。
暫くは困りそうだが、携帯は嫌いで仕方なく持ってる方なので、それはそれで良いかというぐらいかな。
というわけで、やっと、私の電話も二つ折のタイプになった。意地になって、ストレートのタイプを使っていたのにドコモには、もうないらしい。変化の速さを感じるな。
着メロを打ち込む本が売れてたのが、ついこの前のような気がするが、5年以上は前になのかな。

今年最後の雑誌の入荷。 2003,12,29
小売業とサービス業をのぞくと、みなさん休みに入ったみたいで、お客さんが普段着の人ばかりになった。10年前ぐらいから、年々確実に年末の忙しさがなくなってきてる。今日は忙しかったな、という日がないまま、今年も終わりそうだな。
毎年、そうなんだけど、ろくに大掃除もしないまま。

1年を振り返ると間違いなく嬉しい事より、辛い事や悲しい事が、多い年だった。年が変われば、風向きも変わると信じたいな。

BRIO。 2003,12,27
ポパイ世代の自分たちを対象にしてるBRIO(光文社発行、きっと隣にはVERYやSTORYの編集部があるとこで作ってるんだろう。)に連載してる重松清のエッセイを最近楽しみにしている。
今月号は、他人がどうみてるか、でしか自分の幸せを感じれなかった同級生の話。タイトルは『人生で大事なものは(けっこう)ホイチョイに教わった』 凄く同時代感とでもいうようなものを感じれるんですよね。 

BRIO読める記事が結構あっていいんだけど、紹介してあるものが、あまりにも高級で浮世離れしてるんだよな。女性誌は、ブランド品ばっかり載った雑誌の一方で、家族四人一日8百円の献立、なんて雑誌もあるのに、オジサン向けの情報誌って、高級品が載ってるのしかないのは、なぜだろう。目の保養にはなるけど。

年の瀬だというのに。 2003,12,26
見るからに万引きが目的の男子中学生が来店。まずコミックを4冊、レジから目につき難い文具売り場に移動させる。ディパックとは別に空の手提げカバンを持って、レジを窺ってる。
見てないふりをして、捕まえようかとも思ったんだけど、見張ってる時間と、捕まえてからの労力も考えて、君が店内でしてたことが映ってる防犯用のビデオを学校に提出したいから学校名と名前を教えて。と脅して、一緒に店の外に出て、自転車に書いてあった名前をメモさせてもらいました。(実際、そんなことはしないんだけど)
年末に自分が万引きで捕まれば、両親ともに暗い正月になるなんて考えないんだろうな。あー腹が立つ。

カラーコピー。 2003,12,25
今朝は長男の「やったー来たんじゃー」という声で目が覚めました。


遅ればせながら、店に置いてるコピー機を、キャノンのカラーのに換えました。
コンビニと同じ価格でコピーサービスをすると、儲けになるわけないんだけど、置かないわけにもいかないし、買い換えるのに、今さら白黒機を買うわけにもいかないしで。

自販機みたいなコインを入れるのをつけて、料金はコンビニ並に設定して、白黒は10円、カラーはB4までは50円、A3は80円。 知らないうちに相場が下がってるんですね。
6・7年ぐらい前か、コピー機を換える時に、カラーのコピーサービスの相場は確か300円ぐらいで、どうしようか悩んだような記憶がありますから。
コンビニみたいにセルフサービスでやってほしいんだけど、難しいだろうな。お客さんの年齢層高いですから。

クリスマス・イブ。 2003,12,24
久しぶりに9時の開店から22時の閉店まで店に居ました。ほとんど奥の事務所に座ってるだけなんだけど、疲れたな。 年々12月24日の売上は落ちてるんだけど、今年はラッピングは多かった。ただ友達とのプレゼント交換の文具が多くて、単価はトホホでした。
今から、ケーキを食べる時にお父さんが、いなくて不機嫌だっただろう長男の寝顔を見に帰ります。車の中に隠してあったプレゼントを提げて。


年末らしくなってきた。 2003,12,23
20日過ぎると、年末の挨拶を交わすことも増えてきて、今年もあと何日かを意識するようになってきた。決まって「年内はいつまで?」と聞かれるが、大晦日までやらなくていい店には見えないだろうに。年始は正月三が日、休みますが。
1日当たり、いくら売れたら前年の同月と同じ売上になるかが、到底無理な数字になってきた。店頭で物を売る商売は、なんでも一緒だろうけど、売上が1〜2割下がっても、経費は、ほとんど変わらない。買っていただいた本を入れる袋の枚数が減るぐらいで。

まーまだ恵まれた環境で商売させてもらってると、思ってるんだけどね。
 

そらち炭鉱遺産散歩。 2003,12,22
以前、北海道の に紹介されていた本が、町立図書館からの注文で入荷した。
神辺町内に、この本を読みたいと思って、図書館にリクエストした人がいるということだろうか。炭鉱について知識も感心もなかったのが、写真一枚一枚に見入ってしまった。ゆっくり読みたいので、図書館に予約しておこうかな。

かんなべ町立図書館の蔵書に加わりますから、興味のある方はどうぞ。

そらち炭鉱遺産散歩
北海道新聞空知「炭鉱」取材班/編著
出版社名 共同文化社
出版年月 2003年10月
ISBNコード 4-87739-088-X
本体価格 1,800円

年賀状作り。 2003,12,21
今日やっとかないと、来週の日曜はもう28日なので、店のパソコンで年賀状作り。
写真を5枚合わせてみたんだけど、これボツになりました。私がやると2時間もかかったのに。勿体無いので、ここで公開。

いつも読ませていただいてる に紹介してあった に読み入ってしまった。本屋の悩みは全国共通だな、と思いながら。自分のが恥ずかしくなる程文章が上手い。


雪。 2003,12,20
朝起きて窓から外を見ると、ちょっとした吹雪になっていた。積雪といえるほどではないのだけど、クリスマス前に僅かでも積もったなんてことは、ここ10年は、なかったような気がする。
雪で幼稚園が休みになった長男と、小さな雪ダルマを作った。雪が珍しい土地に育ったからか、いい歳になっても、雪が降るとワクワクする。

仕入れ。 2003,12,19
半年ぶりぐらいに、岡山トーハンに仕入れに行った。昨日、今日と年末年始の為の店頭活性化フェアをしているんだけど、欲しい本がないですね。以前に比べると、ネット発注などで、売れ筋の本が入るようになったおかげともいえるけど。
毎年、年末には萬生堂ぐらいの本屋でも、在庫があれば、いくらでも売れそうという本があるのに今年はない。ロングセラーと言えば聞こえが良いけど、いまだに売れてる本は『バカの壁』と『世界の中心で、愛をさけぶ』 売上が悪いわけだ。

帰りの山陽道、粉雪が真横から降ってました。今年一番の寒さ。

12月13日に宣伝させてもらってから、E-honの会員が4名増えました。登録してくださった方、どうもありがとうございます。 だそうで、抽選で景品が当たります。
ちょっと入力が手間ですが、タダの割には当たる率のいい懸賞じゃないかな。

レジの修理。 2003,12,18
入れ替えて、まだ1年にならないPOSレジの調子が悪い。3ヶ月ぐらい前から、朝、立ち上がらないことが多いい。中は富士通のパソコンなので、再起動させたらなんとかなってたんだけど、だんだん頻度が上がってきたので修理をお願いした。
先週、CPUとマザーボードとやらを換えた。それでも改善されないので、今日、HDDと電源を換えた。これで直るだろうということらしいけど、問題があると考えられる部品を試しに換えてみるという修理には疑問があるな。高い保守契約料を払ってるので、当然タダなんだけど、壊れてない部品も廃棄なんだろうから。

御年配の方の店。 2003,12,17
私がレジに立つのは、午前中の2時間ぐらいだけなんだけど、この時期、この時間のお客さんの平均年齢は70歳を越えてるんのでは。と思うぐらい高い。
筆ペン、暦、お年玉袋、手帳、日記帳。これが売れ筋商品。
レジで言われて案内して、持参された昨年と同じものを探したりで、時間掛かちゃうんですよね。毎年、必ず買いに来てくださるお客さんは、とっても、ありがたいんだけど。
どうもツタヤができてから、更にお客さんの平均年齢が上がってるようで。でも腹が立つのマナーの悪い中高校生の来店が、減ったのは嬉しいかな。

出版社の色。 2003,12,16
新聞にイデオロギー(今は、あまり使わない言葉かな)の違いがあるように、出版社にも色がある。新聞社系の出版社は、当然新聞と同じ色をしてますが、(例えば朝日、毎日と産経、読売)小学館なんて、子供向けの本が専門のように思われてる出版社にも、相当に、はっきりした色があります。雑誌SAPIOなんて、極右といえそうな内容ですから。
井沢元彦の新刊も、なかなか強烈です。ここまでいくと、私には抵抗があるな。

「反日」日本人の正体 著/井沢元彦
4−6・194頁・定価:本体 1300円+税
発売日2003/12/10 ISBN 4093893756

[内容案内]
日本を歪めた「反日」日本人の罪を問う!
北朝鮮による日本人拉致問題が長期間にわたって黙殺されてきたのは、朝日新聞を中心とする親北朝鮮派のメディア、識者、政治家たちが、事件の真相を追及することなく放置してきたからに他ならない。彼らは戦後民主主義という呪縛に捕らわれ、「国民の生命・安全を守る」という国家の基本的な理念よりも「北朝鮮や中国の意向」を重要視するという愚行を犯し続けた。それが、現代日本の歪みを生みだしたのである。 北朝鮮問題に限らず、数多くの問題に関して、彼ら「反日日本人」がこれまでにいかに国民を欺いてきたのか、その責任を問う。


二学期制。 2003,12,15
今度の4月から、神辺町内の小・中学校は2学期制になるそうで、学校の先生に2学期制へ移行することについて書いた本はないか、と問い合わせを受けたのですが、ピッタリの本みつけました。
完全に先生向けの本なんですが、パラパラと読んでみると。 うーん 先生も大変だろうな。 今まで、ほぼ前年どおりを続けてた、年間計画を、一から考えないといけない。
子供にとってはどうなんだろう。夏休みが短くなる。通知表を年に2回もらうだけになる。などなど随分と変わるようです。
自分たちの世代と子供とでは、学校での生活の常識のようなものが変わるのは寂しいような気がします。



『二学期制 導入への道・実践報告』
島村正勝/編著
出版社名 第一公報社
出版年月 2003年5月
ISBNコード 4-88484-319-3
本体価格 1,500円

タマには宣伝させてください。 2003,12,13
トーハンという萬生堂が本を仕入れてる卸屋が運営してるE-honというオンライン書店に加盟してるのですが、なかなか売上にならないんですよね。
この近辺の本屋では会員数は多い方らしいんだけど、やっと3桁というレベル。月の売上は恥ずかしくて書けません。という訳で、買ってくれとまでは言いませんから、会員登録だけでもお願いできませんでしょうか。結構便利だと思うんだけどな。
当たり前ですが会費は無料です。

小津映画。 2003,12,12
NHKのBS2で小津安二郎の生誕100年を記念して現存する34本を一挙公開という凄いことをしている。ビデオに撮っても、あとで見ることはないかな。と思いながらも目ぼしい作品を録画している。こういうのをしてくれると受信料払うのが、バカらしくないな。
昨日、夜中に見た『秋刀魚の味』が遺作になるんだけど41年も前なんですね。当然、私が生まれるより前。今の映画に比べて、目に優しいし、うるさくない。空気がゆっくり流れてる感じが良いですよね。まだ本当の良さがわかる歳ではないのかな。とも思うので、20年後に、また見よう。

年末資金。 2003,12,11
この2・3日で年末資金の御用はないでしょうか?という郵便が2通、電話が3件あった。
電話は、よくわからない、商工ローン系の金貸しだけど、郵便は2通とも取引のある普通の銀行。担保、保証人なしのクイックローンとか言うやつで、金利は8〜9%ぐらいの。いくら短期でも利が少ない本屋で、こんな金利で借り入れしたらアウトですよね。

今週のアエラ。 2003,12,9
週刊誌アエラのトップの記事『米国追従の日本損得』今、感心があることが書いてありました。今さら、アメリカのイラク攻撃の前の状態には戻せないなら、国連主導に早く移行すべき、と訴えながら、人道支援に限っての派兵を選択するしかないということでしょうか。
最近よく聞く『国益』という言葉って『愛国心』という言葉と同じぐらい胡散臭く聞こえるな。

流行は、何時から恥ずかしいことになるか。 2003,12,8
去年までは、思わなかったんだけど、今年は、家の庭をクリスマスのイルミネーションで飾ってあるのが、とっても趣味の悪いことに思えてきた。
なんでもそうだけど、ある一定の割合を超えて流行ると、突然見向きもされなくなる、そんな法則があるんですよね。

大ハズレ。 2003,12,7
朝から次男が40℃以上の熱をだし、夜になっても下がらない、見た目は元気なんだけど。ちょっと不安になって、福山の医師会が運営してる、夜間診療に連れて行った。
言葉にできないほど、大ハズレの先生だった。全く人の話を聞こうとしないで、偉そう。流行ってない開業医なんだろうな。行った意味もなく疲れて帰った。 

正義ではない。 2003,12,6
国会で議論もされてないし、国民に向けての説明もないまま、9日には『自衛隊派遣の概要を示す基本計画』とやらが閣議決定されるらしいですね。
韓国では8万人規模で派兵反対の市民集会やデモが開かれてるのに。選挙の投票率と一緒で関心ないというのが多数派なのかな。
アメリカが正義ではないことなんか、誰にでも、わかることなのに。口実は大量破壊兵器だった国際法違反のイラク攻撃。
これに加担することは、日本政府に、そういう意識がなくても、周りからみれば、参戦だよな。良いわけないよな。

どうも最近弱いんです。 2003,12,5
明治生命のテレビCMで話題になっていた家族の写真が、お母さんの文章で本になった。
どうも、こういう本を読むとダメですね。目頭が熱くなる。
 
『たったひとつのたからもの 息子・秋雪との六年』加藤浩美/著 
出版社名 文芸春秋 2003年11月発売   ISBNコード 4-16-365450-X
本体価格 1,400円

一方では、もうニュース性がなくなるぐらいの頻度で、実の母親や、その交際相手によって、幼い子が虐待されて死んでいる。 先々月ぐらいに名古屋でおきた事件の、母親の交際相手の高校生に殺された4歳の男の子が7月ごろ、300キロ離れた祖父の家に家出しようとして、駅で保護された時、背負いカバンの中に、靴下が一つとポケットティッシュが3ヶ入ってるだけだった。また、この4歳の男の子は、一人でお風呂に入って、一人で寝ていた。という話が、頭から離れない。思い出すたびに、目頭が熱くなる。
ほぼ同じ年の男の子を持つ親だからかな。



現代用語辞典。 2003,12,3
現代用語の基礎知識、イミダス、知恵蔵 毎年売れる数が減ってきてるんだけど、今年はホント売れなくなった。発売になって1ヶ月近いのに、合わせても、まだ5冊程しか売れてない。典型的なインターネットの陰で消えていくジャンルの本ということになりそう。来年ぐらい3社のうちのどこかが発売をヤメるんじゃないかな。1番売れてないのはどれだろう。知恵蔵かな。個人的には1番好きなんだけど。

シークヮーサ。 2003,12,2
テレビで、血圧や血糖値を下げると言っていたのを、スーパー(井原のイズミ)で見つけたので買ってみた。沖縄の原産でミカンとかの原種だそうだ。お湯で5倍ぐらいに薄めて蜂蜜をちょっと入れて飲むと美味しい。気に入ってしまった。
通販で安く買えないかな と探してみたが、1本1,200円より安くは売ってないみたい。
入院したのが、きっかけで、健康が気になるオジサンになってしまった。
体に良いと思って飲んだら、きっと良いんですよね。
凄くすっぱくって、いかにも体に良さそうな味。お勧めです。
居酒屋で焼酎を割るのに、加えると人気メニューになると思うんだけど。

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ここ数日の新聞、読む記事が多すぎて困ってしまう。あまりに重大なニュースが多すぎて。週刊誌もネタが多すぎて困ってるんじゃないかな。 

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CGIBOY日記帳 version1.08